ポルトガルへの奨学金を得た時に、リスボン大学、コインブラ大学、どちらで学ぶかが選択できた。都会のリスボンが、学生の町コインブラ。最後まですごく迷ったが、最終的に都会のリスボンを選んだわけだ。
リスボンからコインブラまで、電車で2時間弱。電車の座席が、必ず進行方向逆の席になるのはなぜ?偶然の一致だとは思わない。不思議だ。。。(^^;)
コインブラ駅に到着。友達の待ち合わせ時間まで時間があったので、一人で街をぶらぶら歩いた。リスボンとは違って、いい意味で田舎の雰囲気を感じた。
コインブラ駅に到着。友達の待ち合わせ時間まで時間があったので、一人で街をぶらぶら歩いた。リスボンとは違って、いい意味で田舎の雰囲気を感じた。
コインブラ大学は丘の上に建っているので、そこにたどり着くまで、けっこうな坂を登る。いくつかある大学の構内や有名な鉄の門などを見て回る。残念なことに、図書館は時間が遅かったため、見学できなかった。
一番印象的だったのが、大学の教室。とても歴史を感じる教室で、私が授業を受けている教室とは比べものにならなかった。
夕方、授業を終えた友達と合流。彼とは、去年の京都外大主催の「学生ポルトガル語弁論大会」以来だ。彼に、コインブラの授業について話しを聞いて唖然とした。なぜなら、色々なことを大学で学んでいるからだ。リスボン大では、一人の先生が、毎日毎週教える。その授業内容は先生、レベルによって若干異なるだろう。私の場合、ほぼ毎日文法、たまに書き取りや聞き取りの授業がある。しかし、コインブラの中級は、文法、発音、会話、歴史、地理、聞き取りなどの授業が、担当の先生によって教わることができるのである。それを聞いて私は、リスボン大を選んだことを後悔し始めた。物価もコインブラの方がリスボンよりも安いため、光熱費込みでだいたい200€で部屋が借りれるらしい。リスボンならまずこの値段では無理。平均300~400€。すごい差(・◇・;)!!!
気がつけば、パーティーが始まる時間、会場へと向かい色々な人と知り合いになった。
誕生日食事会の料理はとても美味しく、食べることと、話すことに夢中で、あまり写真を撮るのも忘た(o^^o)
食事も終了し、皆で他のバーでコーヒーでも飲もうと移動し始めたが、友達の様子がおかしい。どうも胃炎を起こしたらしい。胃薬を飲んでみるもが、体調がよくならないので病院へ行くことになった。時すでに0時を回る。
本当は、夜行バスでリスボンへ帰るつもりだったが、友達が心配だったので、最後まで着いていた。
検査を終え、病院を出た時は、すでに深夜3時近く。眠気のピークに達していた。その日はパーティーで知り合った、ブラジル人の家に泊めてもらえることになった。お互いに眠いはずなのに、お茶を進められて飲んでいると、ワインを飲もうと言いだす。ものすごく眠かったので、気が進まなかったが、泊めてもらっているのに断るのも悪いと思い、付き合うことに。時はすでに4時を回っていたと思う。(--)ZZZ いい加減無理だと思って、寝ることにした。土曜日の夜に約束があったので、早めにリスボンに戻らなければ行けなかった。眠いながらも昼ごろに起床。急いで帰ろうとしたが、朝食を作ってくれたので、ありがたく頂いた。
コインブラの日中の町を一人歩きながら、本当にいい街だとしみじみ感じた。どうしてもコインブラに住みたいと思ったので、リスボンに戻ってから、転校が可能かどうか、お願いをしてみたが、だめだった><; 残念・・・
「無情の門」とも呼ばれる鉄の門
旧大学
教室
誕生日会